マレーシア-シンガポール高速鉄道建設、6月にも二国間協定締結

クアラルンプール(KL)-シンガポール間を結ぶ高速輸送システム(HSR)の建設に関して、早ければ今年6月にも二国間協定が締結される見通しだ。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

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クアラルンプール(KL)-シンガポール間を結ぶ高速輸送システム(HSR)の建設に関して、早ければ今年6月にも二国間協定が締結される見通しだ。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

公共陸運委員会(SPAD)のモハマド・ヌール・カマル最高経営責任者(CEO)によると、二国間協定はHSR建設に関する全ての条項が含まれている。現在技術に関する協議を行っている。今四半期内に合意に至るとみられており、二国間協定は早くて6月もしくは第3四半期内に締結されると見込まれている。

HSRの建設は2013年2月にナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相により発表された。計画案では全長は310-350キロメートルで、ネグリ・センビラン、マラッカ、ジョホール州を通ってシンガポールに抜ける。完成時にはKL-シンガポール間の所要時間はわずか90分になる見通しだ。総工費は400億リンギで、2020年までの完成を目指す。

広瀬やよい

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