中古車オークションの大手USSは、2014年10-12月期(第3四半期)のグループ中古車オークション実績を発表した。
合計開催数は前年同期と同じ206回で、出品台数が前年同期比0.4%減の58万3023台と微減だった。成約台数が同0.1%増の38万2408台とほぼ横ばいだった。成約率は0.3ポイントアップして65.6%だった。
このうち、低額車コーナーは出品台数が同3.4%増の11万9275台、成約台数が同4.3%増の9万3413台で、成約率が0.7ポイントアップして79.0%だった。
会場別では、出品台数は名古屋、九州、札幌、大阪、R-名古屋、神戸が前年を上回った。特に九州は同14.7%増と好調だった。
成約台数は東京、名古屋、九州、R-名古屋、神戸が前年を上回った。低調だったのは静岡、埼玉、福岡、北陸で、2ケタのマイナスだった。
成約率が最も高かった会場はR-名古屋で90.5%、次いで東北の73.6%、横浜の72.3%と続く。逆に最も低かったのは福岡の45.3%だった。