サラワク州のカンポン・ソーで2日夜、魚を獲る仕掛け網を確認に行った56歳の男性が川でワニに襲われて喰い殺される事件があった。
死亡したのはイドリス・ヤアクプさん(56)で、バタン・サマラハンに川岸に仕掛けた網をチェックに行ってワニに襲われ、同行していた11歳の女児、8歳の男児が見ている前で喰われた。女児によると、悲鳴を上げていた父親の姿がやがて見えなくなったため、付近の住民に助けを求めたという。
自警団などが捜索に乗りだし、遺体の一部は1.8km離れた場所で発見された。遺体が発見された場所の近くで5mほどもある大ワニが目撃されており、イドリスさんを襲ったワニとみられている。