凍結路面で止まれず…トラックが右折車を弾き飛ばす

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13日午後2時20分ごろ、北海道石狩市内の国道337号で、交差点を右折していた軽乗用車に対し、対向車線を直進してきた大型トラックが衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車の4人が死傷。警察はトラックの運転者を逮捕している。

北海道警・札幌北署によると、現場は石狩市生振付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。軽乗用車は信号に従って交差点を右折しようとしていたが、対向車線を直進してきた大型トラックが側面部に衝突した。

衝突によって軽乗用車は弾き飛ばされて横転中破。後部座席に同乗していた60歳代とみられる女性2人が頭部強打でまもなく死亡。前席に乗っていた2人も打撲などの軽傷を負った。警察はトラックを運転していた札幌市内に在住する49歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

事故当時、現場の路面は圧雪アイスバーン状態。聴取に対して男は「第1車線を走行していた前走車がブレーキを掛けたので追突しそうになり、第2車線へ移った。スリップして止まりきれずに赤信号の状態で交差点に進入してしまった」などと供述しているようだ。警察では前方注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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