ルノー・日産アライアンスは、日産自動車の山内康裕常務執行役員が2015年1月1日付で、購買を統括するアライアンス副社長、および、ルノー・ニッサンパーチェシングオーガニゼーション(RNPO)の会長兼マネージング・ダイレクターに就任すると発表した。
山内氏は、1981年に日産自動車に入社後、日産の購買部門とRNPOで管理職経験を積む。2008年4月に、日産の購買を担当する常務執行役員としてRNPOに参加している。
購買は、アライアンスのさらなる効率化とシナジー効果創出を目指し、今年4月にルノーと日産が統合した主要4機能のひとつ。アライアンスは、購買の他、研究・開発、生産・物流、人事の4機能統合により、シナジー効果を2013年に記録した29億ユーロ(約4290億円)から、2016年までに年間43億ユーロ(約6361億円)まで引き上げることを目指す。