フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは12月11日、新型『スペルブ』(SUPERB)を2015年3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開すると発表した。
スペルブは1934‐1942年、旧チェコスロバキアで生産されていたモデル。2001年に、フォルクスワーゲン『パサート』の中国向けロングホイールベース車、『パサートLingyu』をベースに、専用フロントマスクを装着して復活した。シュコダの最上級車の位置付け。
2008年3月のジュネーブモーターショー08では、2世代目へモデルチェンジ。2009年9月のフランクフルトモーターショー09では、ステーションワゴンの『スペルブコンビ』がデビューを飾っている。
今回シュコダは2015年3月に、ジュネーブモーターショー15において、新型スペルブを初公開すると発表。新型は3世代目。「史上、最高のシュコダ」を掲げ、現在開発の最終段階にある。
なお、シュコダは、開発プロトタイプ車の画像を公開。「新デザイン言語や先進技術を導入。ミドルクラスのアッパーエンドに上級移行する」と説明している。