押しボタン式信号を操作せず横断か、高齢男性がはねられ死亡

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5日午後7時30分ごろ、栃木県佐野市内の県道で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた71歳の男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。自転車側の信号無視が原因とみられる。

栃木県警・佐野署によると、現場は佐野市田沼町付近。交差点には横断歩道と押しボタン式の信号機が設置されている。71歳の男性は自転車に乗った状態で横断歩道を渡っていたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが。、全身強打が原因で翌6日未明に死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する53歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して男性は「青信号で進行していたら、自転車が飛び出してきた」などと供述しているようだ。警察では死亡した男性がボタン式信号機を操作しないで横断したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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