くま川鉄道のKT-100形3両、来年1月引退へ

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KT-100・200形はリニューアル車「KUMA1」「KUMA2」を除き来年1月で全車引退となる。写真は今年2月に引退したKT-202。
  • KT-100・200形はリニューアル車「KUMA1」「KUMA2」を除き来年1月で全車引退となる。写真は今年2月に引退したKT-202。

人吉温泉(熊本県人吉市)~湯前(湯前町)間24.8kmの湯前線を運営しているくま川鉄道は、2015年1月にKT-100形気動車3両を廃車する。これに伴いKT-100形の「さよなら運行」が行われる。

くま川鉄道は1989年に湯前線の経営を引き継いだ際、新潟鉄工所(現在の新潟トランシス)製のKT-100形4両とKT-200形3両を導入したが、今年に入り新型のKT-500形の導入が始まっており、これに伴いKT-200形2両が引退した。2015年1月にはKT-100形3両(KT-101・102・104)が廃車になる予定。KT-100・200形はリニューアル車の「KUMA1」(KT-203)と「KUMA2」(KT-103)を除き全廃となる。

12月31日までのさよなら運行では、シール式のヘッドマークを掲示する。車内にはアンケートと思い出などを書いてもらう用紙を設置。提出者には廃車車両のつり革をプレゼントする。また、2015年1月にはKT-100形3両を連結したさよなら運行が行われる予定。詳細は後日案内される。

《草町義和》

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