智頭急行とJR西日本米子支社はこのほど、特急『スーパーはくと』の車内設備をリニューアルすると発表した。
『スーパはくと』は京都~鳥取・倉吉間を結ぶ特急列車。京都~大阪~上郡間と智頭~鳥取~倉吉間はJR西日本の鉄道各線、中間の上郡~智頭間は智頭急行の智頭線を走行する。車両は智頭急行が保有するHOT7000系気動車を使用している。
両社の発表によると、荷物置き場を1・5号車、多目的室を5号車に設置。荷物置き場は大型のキャリーバックを置ける広さで、ダイヤル式ロックも付ける。多目的室は赤ちゃんの授乳やおむつ交換などで使うことができる。
このほか、モバイルコンセントを窓側席に設置し、パソコンや携帯電話の充電に対応。トイレはウォシュレット付きの便座にするほか内装も更新し、小便器は子供でも利用しやすい床置き式にする。
リニューアルの対象となるのはHOT7000系の全34両。2015年度中にリニューアルを完了する予定だ。