「華人は売春や賭博で金儲け」発言が炎上 マレーシア

与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)年次総会における「ペナン華人は売春や賭博といった汚いビジネスでリッチになった」との発言に対し、与野党を超えて華人社会から批判の声が上がっている。

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与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)年次総会における「ペナン華人は売春や賭博といった汚いビジネスでリッチになった」との発言に対し、与野党を超えて華人社会から批判の声が上がっている。

UMNOと共闘するマレーシア華人協会(MCA)のチュー・メイフン党首補も、UMNO党内で安っぽい得点稼ぎを目論んだものと指弾。「華人すべてを怒らせた」としUMNOに対して発言者を処分するよう求めた。

同発言を行なったペナン州支部代表のモハマド・ザイド氏は、「マレー語の『カダン・カダン』を『時々』と誤訳されて伝わったための誤解だ。本来のマレー語では『滅多にない』の意味だ」と苦しい弁明。すべての華人がそうだというのではなく、一部の華人がそうだと言いたかったのだと釈明した。

伊藤 祐介

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