三菱自動車は12月1日、名古屋製作所岡崎工場の累計生産台数500万台達成を記念し、同工場にて式典を開催した。
岡崎工場は1977年に『ランサーセレステ』『ギャラン ラムダ』を生産開始しして以降、三菱自動車を代表する車を世に送り出してきた。2013年からは『アウトランダーPHEV』の生産を開始。37年で累計生産台数500万台に達した。
式典には、岡崎市の内田康宏市長を来賓として招き、同社からは相川哲郎社長をはじめ、社員、OBが出席した。なお、式典にあわせ、500万台目の生産車両となるアウトランダーPHEVが岡崎市に災害対策支援車両として贈られた。
記念式典で、相川社長は「岡崎工場は、国内の主力工場としての役割だけでなく、三菱自動車の海外生産拠点のマザー工場として、重要な役割も担ってきた。また、アウトランダーPHEVは、電力を供給できることから、岡崎市でも災害対策支援車両として活躍できるものと思っている。今後とも、社会に役立つ車両を生産することで、日本だけでなく全世界の役に立つ工場になることを目指していく」と述べた。