日本政府観光局(JNTO)が発表した年初10カ月の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は前年比49.8%プラスの18万2,500人となった。
10月単月では、前年同期比35.1%増加の2万4,000人となり、10月単月で過去最高を記録した。
JNTOによると、10月のオフシーズンに向けた旅行会社による割引ツアーや航空会社によるプロモーション、オンライン旅行会社によるキャンペーンが需要を喚起した。また好調な経済成長を背景に、インセンティブ旅行の需要も拡大しており、増加に寄与した。
マレーシアにおけるプロモーションとして、JNTOは取材支援を行った日本の観光魅力などを紹介するムスリム向けテレビ番組の放映を9-11月にかけて実施している。
世界全体では、年初10カ月の訪日者数は、前年比27.1%増の1,100万9,000人となった。これまで過去最高だった前年同期を上回った。10月単月では、前年比35.1%増の127万1,700人となった。