大手化学メーカーの米ハンツマン・コープはトレンガヌ州クママンにある酸化チタン生産施設の近代化とアップグレードに2億7,500万リンギを投資する計画だ。
プラントは1992年に設立され、初期投資額は14億リンギ。今回の投資によりエネルギー効率が良い新技術を採用し、廃棄物ゼロのビジネスモデルを導入する。
ハンツマン・コープはマレーシアについてインフラ整備や技術の発達、有能な人材が豊富であることなどから成長のポテンシャルが高いと見込んでいる。
ハンツマンは18日、700万リンギを投資して設立したマレーシア事業とグローバル事業の拠点を正式に開設した。拠点では会計シェアードサービスやグローバル情報技術(IT)サービス、内務監査などの事業に関わる200人が雇用されている。
同社は今後もマレーシアにおける事業を継続、拡大する計画だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、11月19日、ベルナマ通信、11月18日)