常石造船は、グループ会社多度津造船が8万1600メトリックトン型ばら積み貨物船カムサマックスバルカー「マジェスティック・スカイ」を竣工し、船主に引き渡したと発表した。
新造した船は、常石造船が2004年に開発したカムサマックスバルカー。2005年に常石造船の常石工場で1番船を竣工して以来、グループ累計で建造197隻目となる。
パナマ運河を通行可能な最大船型パナマックスバルカーの載貨重量を8万2000トン級として輸送効率を高めた。
全長は約229メートル、全幅が32.26メートル、深さが20メートルで総トン数が4万3008トン。主機関にはM.A.N.-B&W6S60ME-C8.1を搭載し、航海速力は常用出力が14.5ノット。