華人だけでなくマレー人など非華人の入学希望者増加もあってマレーシア国内の華語中学校の入学希望者が急増しており、今年はすでに2万人を突破している。昨年は1万7,620人だった。
人気のある名門学校では入学定数を大きく上回る応募があり、中には倍率が4倍に達している学校もあるという。ジョホールバルのフーンユー(寛柔)中学校はすでに3,223人が応募しているが、定員は800人だけ。同州クライジャヤにある同中学校の分校も2,279人が応募しているものの、入学できるのは750人だけだという。
州を跨いでの入学希望者も増加しており、そうした学生を受け入れる学生寮が満杯になっている学校も出ている。クランタン州の中学校にはパハン州やトレンガヌ州など東海岸中からも入学希望が相次いでいる。入学希望者が殺到している学校ではクラスの増設などで対応しているところもあるが、追いついていないという。
(中国報、11月18日)