【トヨタ MIRAI 発表】左右の大開口グリル…空気を吸い込むだけではない機能とは

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  • トヨタ自動車 製品企画本部 田中義和 主査
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トヨタ自動車が11月18日に発表した新型燃料電池車『MIRAI(ミライ)』は、空気を取り込むグリルをフロントフェイスの左右下部に配したデザインが特徴のひとつとなっている。

開発責任者を務める田中義和主査は「燃料電池車独自の空気すなわち酸素を吸い込んで水を出す機能を形にすることで、ひとめでわかる新たな価値の具現化を図った。フロントは空気を取り込む機能を左右2つのグリルを大胆にデザインし、強調することで実現した」と説明。

さらに「決して空気を取り込むだけではなくて、実は冷却という意味もある」と明かす。というのも「基本的には効率が良いので安定して走る分にはたいして熱はでない。ただ急激にフルパワーを出そうとするとそれなりに熱がでる。エンジンは熱を排気ガスで出せるが、燃料電池は排気ガスがでないので、大きなラジエターで冷やす必要がある」からだ。

その上で「大きな開口は空気を吸い込むということもあるが、冷却という意味もある。冷却が必要なことも燃料電池車の大事な機能なので、そういう意味で機能美を出した」と述べた。

一方、「ただ本当に結構、大胆なデザインでもあるので、我々としては若干ドキドキだったが、割と皆さんに格好良いといって頂いてホッとしている」とも話していた。

《小松哲也》

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