東燃ゼネラル石油、在庫評価の悪化で経常赤字に転落…2014年1-9月期決算

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東燃ゼネラル石油が発表した2014年1-9月期連結決算は、在庫評価の悪化の影響などから経常損益が72億円の赤字に転落した。前年同期は469億円の黒字だった。

売上高はMOCマーケティング合同会社(旧三井石油)が新たに連結子会社に加わったことや、製品価格の上昇の影響で前年同期比8.6%増の2兆6184億円と増収だった。

営業損益は、低調な石油製品マージンの影響に加え、前期に利益を押し上げる要因となった在庫評価益が原油価格の下落で大きく減少し、69億円の赤字に転落した。当期損益も90億円の赤字だった。

通期業績見通しは原油価格が下落しているため、在庫評価損を350億円見込み、下方修正した。

売上高は前回予想より2000億円マイナスの3兆4000億円に下方修正した。営業損益は60億円の黒字から290億円の赤字、経常損益が40億円の黒字から300億円の赤字を予想、当期利益は前回予想から210億円マイナスの260億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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