今年8月に合併を発表したガーミン・シャープとキャノンデールの新チーム名が「キャノンデール・ガーミン・プロサイクリング」となり、合わせて2015年シーズンの全27選手も11月14日に発表された。
アメリカの自転車メーカー、キャノンデールはタイトルスポンサーとテクニカルバイシクルスポンサーを務め、チームの運営会社であるスリップストリームスポーツにも資本参加する。2008年からチームをサポートしているスイスのGPS機器メーカー、ガーミンは共同タイトルスポンサーを続ける。
2015年の選手は14カ国から集まった27人。ジョー・ドンブロウスキー、アルベルト・ベティオル、ダビデ・フォルモロ、マチェイ・マホリッチ、クリストファー・スキエルピング、ダビデ・ビレラ、ルーベン・ゼプントケらの若手選手を新たに獲得した。
エースとしてチームを率いるのは、2014年ジロ・ディ・ロンバルディア優勝のダニエル・マーティン、2012年ジロ・デ・イタリア総合優勝のライダー・ヘシェダル、2014年ツール・ド・フランス・ステージ優勝のラムナス・ナバルダスカス、2014年クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ総合優勝のアンドリュー・タランスキーらである。
なお、リクイガス~キャノンデールと続いていたイタリアのチームは事実上解散となる。選手のほとんどはガーミン・シャープからの残留組で、キャノンデールから合流した選手はモレノ・モゼール、クリスチャン・コレンら7人に留まっている。
ジョナサン・ボーターズCEOは「キャノンデールとの協力は、我々に大きなチャンスをもたらす。期待できることは、若く才能ある選手たちが、ラングフェルト、マーティン、ヘシェダル、タランスキーら経験豊富な選手たちのリーダーシップと指導から大きな利益を受けることだ」と若手選手たちの成長に期待している。