「ドライバーは将来も運転し続ける」…インテルが考える運転支援とは

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インテル・フューチャー・ショーケース
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インテルは11月14日、同社の最先端の技術を紹介する「インテル・フューチャー・ショーケース 2014」を東京・日本橋で日本初開催。ウェアラブル機器やワイヤレス給電、ジェスチャーなどで機器を操作する知覚技術、自動車運転支援システムなど、約30に及ぶ技術を公開した。

インテルが開発中の運転支援技術。この運転支援に対してインテルは「クルマ自体が“インテリジェント・デバイス”になったとしても、ユーザーがコントロールし続ける」とのビジョンを持つ。具体的には「クルマに対し行き先を話しかけるだけで最適なルートが提案されたり、車内で子どもが退屈しているといった場合は、クルマが感情を分析して、本人のお気に入りの映画や音楽を再生するなど、移動中も退屈させないようにする」というものだ。

また将来、ウェアラブルデバイスや家電製品といった様々な機器が自動車とつながることで、運転支援システム自体がハッカーに狙われる可能性もある。イベントのデモンストレーションでは、自動車向けに最適化したシステムが、悪意のあるソフトウェアをどのように補足し、被害を軽減するかを紹介した。

このイベントについて、インテルの執行役員兼マーケティング本部長の山本専氏は「創業以来、イノベーションの創造に綱に取り組む我々の姿勢を表すもの。世界中の研究施設から生まれた技術の活用を通じて、将来、我々の生活や仕事、趣味がどのように変化して行くのかを考える場」としている。

インテル・フューチャー・ショーケースは、今回の東京を皮切りに台湾、シンガポールで開催する予定。

《阿部哲也》

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