マレーシア・タカフル(イスラム式保険)協会は、昨年の24億4000万米ドルだったタカフルの保険料が、今年通年で30億2000万米ドルに増加すると予想した。
これまで10%程度だったタカフルの市場普及率は14%に拡大してるという。
協会のザイヌディン・イシャク会長は、目標達成のためタカフル商品を提供する保険会社は、学資保険や個人年金、医療保険などの商品をより多く提案する必要があると指摘。保険料一時払いの商品と比べ、定期払いの保険商品部門で今後成長する見込みが多いと述べた。
一時払い保険商品の、タカフルセクターでの市場シェアは50%となっている。中央銀行バンク・ネガラは、2020年までにタカフルの普及率75%を目指すとしている。