インドの製薬会社バイオコンは、ケミカル・カンパニー・オブ・マレーシアと提携しインシュリンを来年初旬にも販売する。
バイオコンは、ジョホール州に建設費2億米ドル(6億6,800万リンギ)の製造拠点を2012年に着工した。ジェネリックのインシュリンを生産する。1億6,000万リンギを投じた第1期は、来年2月に稼働を開始する。第2期には4,000万リンギを投じる計画だ。
バイオコンは11日、酵母発現系を利用したヒト組み換えインスリン「Insugen」と「Insupen」を発表した。マレーシアには300万人の糖尿病患者がいると予想されており、マレーシアのインシュリン市場の規模は7,000万リンギとなっている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、11月12日、ベルナマ通信、11月11日)