ルノー、アルジェリア工場の開所式…小型車を生産開始

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ルノーのアルジェリア工場の開所式
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フランスの自動車大手、ルノーは11月10日、アルジェリアに完成した新工場の開所式を行った。

この工場は、新たに設立された合弁会社が、アルジェリア北西部のオラン郊外に位置するOued Tlelatに建設。合弁会社は2012年末、ルノーが49%、アルジェリア国営自動車産業公社(SNVI)が34%、アルジェリア国営投資ファンド(FNI)が17%を出資して、設立された。

同工場では、ルノーグループの乗用車とLCV(軽商用車)を組み立て、主にアルジェリア市場で販売する。年産台数は、当初2万5000台を見込む。その後、年産7万5000台へ引き上げる計画。

同工場から最初にラインオフしたのは、ルノーの小型車、『シンボル』。シンボルは、アルジェリアでの人気は高い。ルノーによると、走行性能、室内空間の広さ、快適性、デザインや装備の魅力が人気の理由という。

また、新工場では、およそ350名を雇用。ルノーは、「アルジェリア市場において、ルノーはトップシェア。2014年9月末時点で、シェアは25%以上」とコメントしている。

《森脇稔》

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