欧州の商用車大手、ボルボ(乗用車のボルボカーズとは別会社)。同社が、同じくスウェーデン製のスーパーカーと、謎の対決を予告している。
これは11月4日、ボルボ・トラックスが公式Facebookページで明らかにしたもの。ボルボの最新トラック(トレーラーヘッド)の『FH』と、ケーニグセグ社のスーパーカー、『One:1』の対決を予告している。
ケーニグセグOne:1は2014年春、ジュネーブモーターショー14で発表。ケーニグセグ社のスーパーカーには、『アゲーラ』シリーズがある。One:1は、ケーニグセグ社の創業20周年を記念し、アゲーラをベースに究極のパフォーマンスを追求して誕生した1台。
車名のOne:1は、量産車としては世界で初めて、最大出力が1メガワット(1000kW=1360ps)に達したことを意味する。また、カーボンファイバーなどの軽量素材を駆使し、車両重量は1360kg。パワーと車両重量が1対1のイコールの関係(パワーウェイトレシオが1kg/ps)になった、世界で初めての量産車という意味も込められた。
ケーニグセグOne:1のシミュレーション上の最高速は、世界トップレベルの440km/h以上。ボルボはFHとケーニグセグOne:1の対決の様子を、11月11日、公式サイトを通じて配信する予定。対決の内容は、現時点では公表されていない。