八千代工業が発表した2014年9月中間期の連結決算は経常利益が前年同期比10.4%増の37億7900万円の増益となった。
売上高は、ホンダからの自動車部品と自動車組み立て受注が減少したため、同9.4%減の1110億8000万円と減収だった。
収益では、原価改善効果や為替換算の影響で、営業利益は同6.0%増の35億6700万円と増益だった。純利益は同37.4%増の13億5200万円だった。
通期業績見通しは修正した。売上高は受注は想定を下回るものの、為替換算の影響から前回予想より50億円増の2050億円に上方修正した。営業利益は前回予想より3億円マイナスの68億円、純利益は厚生年金基金代行返上益として特別利益を計上しため、前回予想より38億円増の48億円となる見込み。