富士重工業が発表した2014年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同期比11.7%増の43万6054台と、昨年度に記録した上半期過去最高の台数を更新した。
国内生産は、引き続き北米市場の販売が好調なことに加え、『レヴォーグ』等の新型車の生産が開始したことで、同10.9%増の34万3962台。海外生産は新型『レガシィ』『アウトバック』が好調で、同14.6%増の9万2092台、いずれも上半期としては過去最高を記録した。
国内販売は、6月に導入した新型車レヴォーグが好調に推移したものの、消費税増税の影響による販売の落ち込みをカバーできず、同17.8%減の7万3297台と3期ぶりに前年割れとなった。
輸出は、好調な販売が続く北米市場が牽引したことに加え、その他の市場においても、主にフォレスターの販売が好調に推移したことにより、同12.8%増の26万1345台と、3期連続で前年超えとなった。