【トヨタ PONAM-31 発売】船体はアルミ、コストをかけてでもこだわった走行性能

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トヨタ PONAM-31
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  • トヨタ自動車 友山茂樹 常務役員
  • トヨタ自動車 上田孝彦 マリン事業室 企画・開発グループ長
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トヨタ自動車は、新型プレジャーボート『PONAM-31』を10月10日に発売した。“トヨタらしいボート作りは何か”をひとつのテーマに開発されたPONAM-31。レスポンスや静粛性に長けた自動車用ディーゼルエンジン採用のほかにも、コストをかけてでもこだわった箇所があった。

PONAM-31の、船体の素材にはアルミが用いられている。開発責任者の上田孝彦マリン事業室企画・開発グループ長は「ボート事業の後発メーカーとして、なにか違ったものを作りたかった。開発課題にはコストの削減もあったが、そこは度外視してでも船体をアルミハルとした」と話す。プレジャーボートではFRPの採用が主流で、PONAM-31のように、このクラスでのアルミ製は少ないのだという。

アルミハルの採用は、船の走行性能も左右する。その効果は「アルミには剛性感があり、すっきりとした乗り心地になる。FRPでこの乗り心地に近づくためには厚みと重さが必要。アルミは、ドンと波に突っ込んでも船体がよれずに、そのまま走ることができる」と上田氏。船のコンセプトは“ファン・トゥ・ドライブ”。自動車メーカーが作るボートとして、走行性能には何よりこだわりを持って設計したとのことだ。

トヨタのマリン事業を牽引するのは、友山茂樹常務役員。船舶事業を行なうことについて友山常務は「船は、自動車が完成する遥か昔から存在している乗り物。日本は四方を海に囲まれていることもあり、潜在的な需要もある。マリン事業を続けることでモビリティの可能性を追求していく」と語った。
《阿部哲也》

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