中央本線塩崎駅が新駅舎に…南は西洋、北は和風

鉄道 企業動向
「曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージ」でまとめられた南口駅舎。
  • 「曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージ」でまとめられた南口駅舎。
  • 「柱と庇を強調した日本的なイメージ」でまとめられた北口駅舎。
  • 駅前広場へ通じる南口のスロープ。
  • 駅前広場へ通じる北口のスロープ。
  • かさ上げされたホーム。
  • 拡幅・延長された上りホームの上家。

JR東日本八王子支社は10月8日、中央本線塩崎駅(山梨県甲斐市)に整備した新しい駅舎の使用を開始した。

塩崎駅は1951年12月25日に開業。上下線の外側にそれぞれホームを設けた相対式を採用している。上下ホームを結ぶ跨(こ)線橋は設置されておらず、開業当初は駅舎も設けられていなかった。後に下りホーム側のみコンビニエンスストアを併設した駅舎が設けられたが、コンビニエンスストアは2007年に閉店した。

新駅舎は2013年7月に着工。鉄筋コンクリート造りの2階建て駅舎が南北両側に整備された。南口駅舎は西洋風、北口駅舎は和風にまとめられており、ホーム屋根の新設や拡幅の工事、ホームのかさ上げして車両とホームの段差を減らす工事が同時に行われた。また、バリアフリー対策としてスロープを新設し、ホームと駅前広場の段差も解消している。

甲斐市は引き続き、駅前広場をはじめとする同駅周辺の整備事業を進める。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集