【SUPER GT 第7戦】初開催のタイ戦、予選ではGT-R勢がGT500クラス上位を占拠

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GT500のポールを獲得した#46 日産GT-R。
  • GT500のポールを獲得した#46 日産GT-R。
  • GT500のポールを獲得した本山哲(左)&柳田真孝。
  • タイの新設コース「チャン国際サーキット」(大会名は BURIRAM UNITED SUPER GT RACE)。
  • タイの新設コース「チャン国際サーキット」にSUPER GTが初上陸。
  • GT500クラス予選4位、#8 ホンダNSXコンセプト-GT。
  • GT500クラス予選6位、#39 レクサスRC F。
  • タイの新設コース「チャン国際サーキット」がSUPER GT第7戦の舞台。
  • GT300のポールを獲得したのは、スポット参戦の#99 ポルシェ。
4日、SUPER GTシリーズ第7戦の公式予選がタイの新設コース「チャン国際サーキット」で行なわれ、GT500クラスは日産GT-R勢の1-2-3独占という結果になった。またGT300クラスでは、スポット参戦の現地チームがポールポジションを獲得している。

SUPER GT初のタイ開催は、シーズン大詰め、最終戦ひとつ前のラウンドである。これまでは各車のウエイトハンデ(kg)が原則として獲得ドライバーズポイントの2倍だったが、今回は原則1倍、そして最終戦では原則ノーハンデへと変化するため、そのあたりの影響も受けつつ、シリーズタイトルをかけた戦いは終局へと向かう(ウエイトハンデは100kg上限。GT500クラスに関してのみ、50kgを超えた場合は50kg分を燃料流量リストリクターの調整に置き換える)。

完成したばかりのチャン国際サーキット(完成前に伝えられていた名称はブリーラム国際サーキット、1周4.554km)での2段階ノックアウト予選、参加15台のGT500クラスは日産勢優位の展開となり、最終的にGT-Rが1-2-3を独占。ポールを獲得したのは#46 S Road MOLA GT-R(本山哲&柳田真孝/タイヤはミシュラン=MI)で、2位には近藤真彦監督が率いる#24 D’station ADVAN GT-R(M.クルム&佐々木大樹/ヨコハマ=YH)、そして3位に現在ポイントリーダーの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&R.クインタレッリ/MI)が続いた。

タイでのSUPER GT初開催というメモリアルレースでポール獲得を決めたのは、1990年代後半から日本のトップレースシーンの主役であり続けた男、本山(Q2担当)だった。あらためて存在感を見せつけた格好の本山は、「エンジン、タイヤを含めてクルマのポテンシャルが充分なことは分かっていたので、Q2は(比較的)イージーな展開でポールを獲れた気がします。タイでの初レース、初コースという記念すべきレースでポールを獲得できて嬉しいですね」とポールポジション会見でコメント。決勝に向けては、「観客のみなさんにSUPER GTの面白さをお見せしたい」のと同時に「独走して、今季初優勝を狙います」。

予選4~5位はホンダ勢で、4位が#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(V.リウッツィ&松浦孝亮/ブリヂストン=BS)、5位が#32 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐&B.バゲット/ダンロップ=DL)。レクサス勢では6位の#39 DENSO KOBELCO SARD RC F(石浦宏明&O.ジャービス/BS)が最上位だった。

なお、ドライバーズポイントで現在2位の#37 KeePer TOM’S RC F(伊藤大輔&A.カルダレッリ/BS)は予選13位、ポイント3位の#12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信&J-P.デ.オリベイラ/BS)は予選10位となっており、予選3位につけたポイントリーダーの#23 GT-Rに有利な状況が生まれつつある(#23は#37を4点、#12を11点リード中。今回は優勝20点)。

GT300クラスにはスポット参戦の地元チームも含めた22台が参加したが、ポールを奪ったのはスポット参戦チームのポルシェ911、#99 i MOBILE AAS(V.インサラプバサク&A.インペラトーリ/MI)だった。スイス国籍のインペラトーリは、もともと日本のレースで活躍していた選手で、今回はスポット参戦での大金星となった。

2番手には#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太&井口卓人/MI)が続き、GT300はミシュラン1-2かと思われたが、#61は予選終了後、最低地上高の違反によってタイム抹消措置に。予選2位は#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹&L.オルドネス/YH)、同3位は#7 Studie BMW Z4(J.ミューラー&荒聖治/YH)となった。4~5位には#0 MUGEN CR-Z GT(中山友貴&野尻智紀/BS)、#55 ARTA CR-Z GT(高木真一&小林崇志/BS)と、ホンダCR-Z勢が続いている。

GT300ドライバーズタイトル争いを展開している2強は、ポイント首位の#4 グッドスマイル 初音ミク Z4(谷口信輝&片岡龍也/YH)が予選6位、2点差で追う#11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸&B.ビルドハイム/DL)が予選18位と、明暗を分けたかたち。また、前戦鈴鹿でお披露目されたばかりの“マザーシャシー車”(トヨタ「86」ベース試作車)も今回、トヨタ・チーム・タイランドからスポット参戦している(#194 arto-MC86/土屋武士&N.シャロエンスクハワタナ/YH、予選21位)。

決勝は66周、約300kmの戦い。明日(5日)の日本時間17時(現地15時)にローリングラップスタート予定となっている。
《遠藤俊幸》

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