フォードの中期経営計画、2020年までに世界販売940万台へ…45%増目指す

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フォード車のエンブレム(イメージ)
  • フォード車のエンブレム(イメージ)

米国の自動車大手、フォードモーターは9月29日、中期経営計画の「フォード2020ビジョン」を発表した。

フォードモーターは現在、「ワン・フォード」計画を推進中。フォード2020ビジョンはこのワン・フォード計画を基本にしながら、さらなる成長を目指すプランとなる。

フォード2020ビジョンの大きな柱が、世界販売台数の引き上げ。2020年までに、世界新車販売をおよそ940万台に引き上げることを狙う。この目標は、現在の45-55%増という野心的な数値。

また、自動車事業の売上高に占める営業利益率を、2020年までに約8%に高める。長期的には、営業利益率の8-9%達成を目指す。

フォードモーターのマーク・フィールズ社長兼CEOは、「我々の長期計画は、ワン・フォード計画の達成をベースにしている。全ての事業において優れた商品を提供し、前進のペースを速める」と述べている。

《森脇稔》

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