タミヤは、東京ビッグサイトで行われた全日本模型ホビーショーで、35分の1ミリタリーミニチュアシリーズに新たに加わる『ドイツIV号駆逐戦車/70(V)ラング』を出品した。
ドイツ軍のIV号駆逐戦車/70(V)ラングは、第2次大戦末期に登場。あらゆる連合軍戦車を射程外から撃破できる強力な対戦車砲を搭載し、1944年12月からのアルデンヌの戦いを始め、“タンクキラー”として最後まで連合軍の前に立ちはだかったことで知られる。その低く構えた車体に長砲身70口径7.5cm砲を備えた精悍なスタイルを、米国アバディーン戦車博物館での実車取材に基づいてモデル化した。
タミヤらしく、鋳造や溶接など細部の質感やディテール表現にもこだわり、実感豊かだ。前部2個が鋼製となった転輪や縦型マフラーもリアルに再現している。履帯は最後期に使われた軽量型。リアルかつ組み立ても手軽なベルト式を採用している。乗員の半身像フィギュア2体、マーキング用のデカール3種類が付属。
また「IV号駆逐戦車ラング メタル砲身セット」も同時発売。アルミ挽き物砲身と主砲装填部や操作ハンドル、平衡機などをセットし、より効果的にディテールアップができるようになっている。
11月22日ごろ発売。予価3800円(税別)、メタル砲身セットは予価1200円(税別)