休暇中の警官がガソリン代を踏み倒し、緊急逮捕

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22日午後7時ごろ、福井県南越前町内の北陸自動車道・南条サービスエリア(SA)内のガソリンスタンドで、給油を終えた乗用車が代金を支払わず、給油ホースを引きちぎって逃走する事件が起きた。警察は後に兵庫県警の警察署に勤務する24歳の男を逮捕している。

福井県警・高速隊によると、現場は南越前町上野付近にある北陸道下り線の南条SA内ガソリンスタンド。従業員から「給油を終えた乗用車が代金を支払わず、給油機のホースを引きぢきって逃走した」との通報が寄せられた。

同隊のパトカーが逃走車の行方を追ったところ、約50分後に60kmほど離れた石川県加賀市内の同道でホースをひきずりながら走行している乗用車を発見。これを抑止し、運転していた兵庫県神戸市内に在住する24歳の男を詐欺容疑で緊急逮捕した。

男は兵庫県警・垂水署に所属する巡査で、休暇を取って東北方面への旅行中だった。踏み倒した代金は約14リットル分(2455円相当)とされる。

聴取に対しては「疲れてボーッとしていた。ガソリン代は払ったと思い込んでいた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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