タバコ販売大手2社、マレーシアでの値上げを撤回…競争力維持のため

タバコ販売大手2社が、競争力を維持するため、先に行なった値上げを撤回すると発表した。

エマージング・マーケット 東南アジア

タバコ販売大手2社が、競争力を維持するため、先に行なった値上げを撤回すると発表した。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(M)(BAT)は22日、8日に発表していた20本入りタバコの価格を1リンギ引き上げる決定を撤回すると発表した。また、JTインターナショナル(JTI)も値上げの決定を撤回し、22日から以前の価格設定に戻すと明らかにした。

2社の動きは、競合相手のフィリップ・モリス(M)が値上げを行なわないことを受けたもの。BATは、安価な密輸タバコが横行する厳しい市場の状況においても今後も高い品質の製品を製造、販売すると表明している。

値上げの撤回によりBATの「ダンヒル」や「ベンソン&ヘッジズ」や「ケント」の価格は12リンギとなる。また、「ピーター・ストイフェサント」、「ポール・モール」の販売価格は10.50リンギとなる。またJTIの「メビウス」や「セーラム」の価格は1箱12リンギ、「ウィンストン」は10.50リンギとなる。

千田真理子

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