国交省、ミャンマーで海上コンテナの鉄道輸送試験を実施へ

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ミャンマー国鉄を活用した海上コンテナのトライアル輸送を実施へ
国土交通省はミャンマー政府の協力の下、ヤンゴン港とマンダレーの間において、ミャンマー国鉄を活用した海上コンテナのトライアル輸送を実施することを発表した。

実施の経緯と目的
ミャンマーにおける主要輸送手段であるトラック輸送には都市部の渋滞やコスト高などの課題があり、効率的な輸送手段としての鉄道貨物輸送への期待が高まっている。

しかし、現在のミャンマーの貨物鉄道は施設の老朽化が進み、また、手作業で作業が行われていることにより、荷痛みや時間のロスといった課題があるのが現状である。

そこで、国土交通省物流部門では、ミャンマーで初めての鉄道コンテナ輸送の導入に向け、鉄道輸送量が多いヤンゴンとマンダレー間のミャンマー国鉄において海上コンテナのトライアル輸送を行い、オペレーション上の課題や効果を検証し、鉄道コンテナ貨物輸送に必要な事業許認可、保税などの課題の調査を行う。

日程について
日程は9月25日に鉄道へコンテナを積み込み、ヤンゴン港を出発、9月26日にマンダレーに到着。10月2日に鉄道へコンテナを積み込み、マンダレーを出発、3日にヤンゴン港に到着する予定である。

国土交通省物流部門は、日本の質の高い物流システムをアジアに展開することにより、円滑な事業活動を支援し、アジア物流圏の効率化とアジア圏の経済成長に貢献することを目指しているとしている。

国交省、海上コンテナのトライアル輸送を実施へ

《ミャンマーニュース》

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