米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは9月16日、中国工場における排出ガス再循環システム(EGR)用バルブの累計生産台数が150万基を突破した、と発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
2010年、ボルグワーナーは中国工場において、EGR用バルブの現地生産を開始。2013年には、EGR用クーラーとEGRモジュールの生産も開始した。
EGR用バルブの中国累計生産台数が150万基を超えたのは、生産開始からおよそ4年。ボルグワーナーは今後も、需要の拡大を見込む。2016年には、EGR用バルブの中国生産台数を、年間100万基に増やす計画。
ボルグワーナー・エミッションシステムズのブラッディ・エリクソン社長は、「EGRを含めたボルグワーナーの先進の排ガス関連商品は、ディーゼル乗用車と商用車の中核技術」とコメントしている。