ナジブ・ラザク首相は10日、物品・サービス税(GST)に関する2冊の本を発表した。GSTは来年4月の導入が予定されている。発表記念式典には4000人が参加した。
本のタイトルは「ビジネス向けのGSTガイドブック」と「GST導入に関するガイドブック」で、財務省が出版した。
「ビジネス向けのGSTガイドブック」は183ページ。GSTのモデルや登録、負担額、支払い、帳簿の付け方などいくつかの章に分かれており、画像や表などを使い、解りやすくGSTの仕組みなどが紹介されている。
「GST導入に関するガイドブック」は206ページで、2014年度予算案でのGST導入予定の発表などこれまでの流れやマレーシアの税金制度の歴史、全国に設置されるGST事務所のリストなどが掲載されている。