ZMPは、フィーリング評価やエンターテイメント分野での研究開発に利用できる、ワイヤレス脳波センサの販売を9月11日より開始した。
新製品は、ヘッドバンドにより電極を被験者の頭部に取り付けて電位を計測する方式(ドライ式)のワイヤレス脳波センサ。ワイヤレス通信が可能なため、場所を選ばずに計測が可能で、集中状態、乗り心地や楽しさといったフィーリングの評価などで、自動車分野のほか、ヘルスケア、ニューロマーケティング、エンターテイメント分野での研究開発に利用できる。
製品は、ワイヤレス脳波センサ、波計モニタリングソフトウェア、ソフトウェア開発環境(SDK)で構成。脳波センサの電極数は、4チャンネル、8チャンネル、32チャンネルのラインナップを揃えている。
また、脳波センサのデータを用いたアプリケーションの開発用に、C#とAndroidの開発環境を提供。ワイヤレス脳波センサは着脱しやすいデザインで、一人で装着可能で簡単に実験を始められる。
価格は、4チャンネルタイプが39万5280円、8チャンネルタイプが65万8800円、32チャンネルタイプが151万2000円。