フランスの自動車大手、ルノーは9月4日、フランスで10月に開催されるパリモーターショー14において、ダチアブランドの新型車を初公開すると発表した。
ダチアはもともと、ルーマニアの自動車メーカー。1966年創業と長い歴史を誇る。当初はルノー車をノックダウン生産していたが、1980年代半ばから、独自モデルを開発してきた。
ところが1990年代の半ば、経営が悪化。1999年にはルノーの傘下に入り、経営再建に取り組んだ。現在では、ルノーグループの低価格車の開発と生産を担当する重要な役割を担う。
ダチアブランドがパリモーターショー14で初公開するのは、『ロッジー・ステップウェイ』と『ドッカー・ステップウェイ』。『ロッジー』は小型MPV、『ドッカー』は小型の商用バン。
「ステップウェイ」は、ダチアやルノー車に設定。SUVテイストを強調した仕上げが特徴になる。なお現時点では、画像を含めて詳細は公表されていない。