ルノーグループの2025年第1四半期(1~3月)の純利益に対して、日産自動車の2024/2025年度第4四半期(2025年1~3月)の業績が、約22億ユーロのマイナスの影響を与えることが発表された。
日本の会計基準で公表された日産自動車の業績は、IFRS(国際財務報告基準)への修正後、ルノーグループの2025年第1四半期の純利益に対して22億0400万ユーロのマイナス影響を与えると推定されている。
この影響には、日産自動車が発表した効果的な事業立て直し施策に必要な減損および構造改革コストが含まれている。日産自動車は厳しい経営環境の中で抜本的な改革を進めており、その一環として大規模な費用計上を行ったものとみられる。