千代田化工建設、RAPIDの残油流動接触分解業務を受注…契約金約1300億円

千代田化工建設(本社・横浜)は、マレーシア国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)の残油流動接触分解装置(RFCC)に係る設計・調達・工事および試運転(EPCC)業務を受注したと発表した。

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千代田化工建設(本社・横浜)は、マレーシア国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)の残油流動接触分解装置(RFCC)に係る設計・調達・工事および試運転(EPCC)業務を受注したと発表した。

契約は、千代田化工建設やCTCI、シナリッツ、MIEインダストリーズからなるコンソーシアムが受注したもので、契約金額は約1300億円。

業務は日量14万バレルの重質油留分を付加価値の高い軽質油に転化させるRFCCを建設するもので、他に液化石油ガス(LPG)処理ユニット、プロピレン処理ユニット等の建設が含まれている。

千代田化工建設は、ペトロナスによるマラッカ精油所の設計・調達・建設(EPC)事業などを行っており、RFCCなど22件を受注している。また今回コンソーシアムを組む台湾のCTCI社とは、2011年より協業提携をしている。

広瀬やよい

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