横田基地日米友好祭、オスプレイの機内や操縦席も公開

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友好祭来場者の大半は「オスプレイの実物を見たかった」という人たち。
  • 友好祭来場者の大半は「オスプレイの実物を見たかった」という人たち。
  • 会場がオープンした時点では厳重に規制されていたが、30分後に突然解除され、機内見学もできるようになった。
  • オスプレイの操縦席。機内見学は最大で3時間待ちになったようだ。
  • 航空自衛隊のF-2戦闘機は、福岡県の築城基地所属機。
  • 岐阜基地のF-4EJファントムは近代化改修を受けていない原型機。今では世界的にも貴重な存在。
  • 小牧基地所属のKC-767空中給油機も関東での初展示だったようだ。
  • 今回は戦闘機の参加が少なく、戦闘機前にもかなりの人たちが列を成した。
  • 嘉手納基地所属のE-3Cセントリーも機内を公開した。写真は横田へ到着した5日に撮影。

在日米軍・横田基地は6日と7日に「横田基地日米友好祭」を開催した。関東地方の航空イベントでは初公開となる『MV-22オスプレイ』は、6日のゲートオープン後に機内公開の実施を急きょ決定。機内や操縦席を見ようとする人たちが長い列を成した。

横田基地での日米友好祭は毎年夏の時期に開催されているが、昨年はアメリカ政府による歳出削減の影響でアメリカ本土を含めた米軍基地で航空イベント開催が見送られることとなり、横田基地もその影響を受けたために2年ぶりの開催となった。

目玉は関東地方の航空イベントでは初公開となるMV-22オスプレイ。6日のゲートオープン直後は機体から約10m離れた位置に規制線が設けられていたが、午前9時30分ごろに操縦席を含めた機内公開の実施を急きょ決定。あっという間に長蛇の列が形成され、一時は2~3時間待ちとなったようだ。機内に入れなかった人たちも機体を取り巻くように接近することが許され、オスプレイの横に立って記念写真を撮る親子連れも多かった。

戦闘機の展示は例年よりも少なかったが、航空自衛隊の「F-4EJファントム」は貴重な存在となった原型モデル。アメリカ軍の早期警戒管制機(AWACS)「E-3Cセントリー」も機内を公開するだけでなく、その撮影も許可するなど「派手さはないが、通好みの内容」といった感じだった。

《石田真一》

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