ZMPは9月4日、日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)の、小型計測・制御ボード「NI myRIO」を搭載した1/10サイズのカーロボティクスプラットフォーム「RoboCar 1/10 NI myRIOパッケージ」を販売開始した。
ZMPのRoboCar 1/10は、自動運転車開発の入門機として自動車・部品メーカ、研究教育機関で活用されているが、新製品は、情報処理プラットフォームにNI myRIOを搭載し、RoboCar 1/10のセンサ、モータにアクセスするNI LabVIEW用のインターフェースを実装。C言語などのプログラミングなしで、NI LabVIEWのグラフィカルな開発環境を用い、センサデータ処理や画像処理、走行制御など、RoboCar 1/10の豊富な機能を使ってアプリケーションの開発を行うことができる。
新製品は、自動運転や運転支援技術の研究開発など自動車分野のほか、建設土木、農業、物流分野での自動走行・自律移動技術の研究開発に活用できる。
価格は、一般76万6800円、アカデミック62万6400円。