日本航空(JAL)は、JALグループの次世代リージョナルジェット機として三菱航空機の『三菱リージョナルジェット(MRJ)』32機を導入すると発表した。
2021年中を目途にJALグループのジェイエアが MRJ を使って国内線での運航を計画する。全日本空輸(ANA)は既に MRJ を発注している。
三菱航空機は、国産初のジェット旅客機として2017年の初号機納入を目指して MRJ を開発している。リージョナルジェット機を運航するJALグループとしても、燃費に優れる MRJ を導入して運航効率アップを図る。また、国産機の開発にこだわる三菱航空機を全面的に支援する。
MRJ は新開発のエンジンを装着し、在来同サイズ機との比較で大幅な燃費改善を見込んでいる。JALグループの地方ネットワーク路線運営の主力機として活用し、商品・サービス品質の向上に取り組むとともに、顧客が利用しやすいネットワークを構築していく方針。