コンチネンタル、米工場に投資…ターボチャージャー生産へ

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コンチネンタルのターボチャージャー
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タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるコンチネンタルは8月26日、米国バージニア州のニューポート・ニューズ工場に、およそ1億5000万ドル(約155億円)を投資すると発表した。

今回の投資は、同工場の生産能力を増強するのが目的。投資によって、新たな製造ラインを追加する。同時に、およそ500名の雇用も創出していく。

新たな製造ラインでは、コンチネンタルとしては米国初のターボチャージャーの生産を行う計画。世界の自動車メーカーは、環境への対応策として、エンジンのダウンサイジング(排気量の縮小)化を推進。このダウンサイジング化によって、ターボチャージャーに対する需要は増えている。

また、ニューポート・ニューズ工場では、コンチネンタル製のガソリン高圧噴射用インジェクターや燃料供給系統、燃料ポンプなどの増産も行う予定。

コンチネンタル・ノースアメリカのジェフ・クレイ社長は、「ニューポート・ニューズ工場は、我々の事業戦略に欠かせない生産拠点。だからこそ、ここでの事業をさらに拡大していく」と語っている。

《森脇稔》

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