運転中に意識不明か、歩行者と建物に突っ込む

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23日午後8時ごろ、大阪府松原市内を走行していた乗用車が歩行者2人に接触。そのまま速度を落とさずに走行を続け、約150m先の建物外壁にも突っ込む事故が起きた。この事故で乗用車の2人が死傷。運転していた72歳の男性は疾病原因で意識を失ったとみられる。

大阪府警・松原署によると、現場は松原市東新町5丁目付近。乗用車は路肩を歩いていた51歳の女性と8歳の男児に接触。その後も速度を落とさないまま走行を続け、約150m先の建物外壁にブレーキを掛けずに突っ込んだ。

建物への衝突でクルマは中破。運転していた同市内に在住する72歳の男性が収容先の病院で死亡。助手席に同乗していた42歳の女性が頭部強打で意識不明の重体となった。接触被害を受けた歩行者2人も軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

クルマを運転していた男性には脳梗塞の既往歴があり、事故直前にクルマが制御されていた可能性が低いとみられることから、警察では男性が疾病原因で意識を失い、事故に至ったものみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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