大規模なリコール(回収・無償修理)に揺れている米国の自動車最大手、GM。同社が米国市場において、18万台のリコールを実施する。これは8月6日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が公式サイトで明らかにしたもの。「GMからシボレーなど複数車種について、リコールの届け出を受けた」と公表している。今回のリコールは、パワーウィンドウスイッチの不具合が原因。NHTSAによると、運転席側のパワーウィンドウスイッチモジュールに液体が侵入することでショートし、最悪の場合、火災に至る可能性があるという。リコールの対象となるのは、2006‐2007年モデルのシボレー『トレイルブレイザー』、GMC『エンボイ』、いすゞ『アセンダー』、サーブ『9‐7X』など。米国で販売された18万4611台が、リコールに該当する。GMは、対象車を所有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、ドアモジュールを交換するリコール作業を行うとしている。
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