世界最大級の自動車部品専門見本市であるアウトメカニカ。そのモスクワ版である「アウトメカニカ モスクワ14」が、8月25日にモスクワ市内のエキスポセンターで開幕した。展示会場のど真ん中のスペースに一際大きなブースを構えたのは、デンソーだった。アウトメカニカ自体は自動車部品の総合見本市であるが、アウトメカニカ モスクワ14はアフターパーツに特化した見本市であるため、デンソーもアフターパーツの展示がメインとなった。展示された製品は、ワイパーブレードやエアクリーナー、スパークプラグといったものに加え、オルタネーターやA/Cコンプレッサーなども用意された。アウトメカニカ モスクワの来場者の多くは、ロシア国内の部品商やディストリビューターだという。今回出展を指揮したデンソーヨーロッパのモスクワオフィスは、ウラジオストクなどを含む極東ロシアも管轄している。極東ロシアは圧倒的な日本車市場であることから、極東ロシアでの存在感を高めることが、ロシア市場における成功の鍵となるだろう。
アウトメカニカ上海 2024、過去最高22万人が来場…NEVビジネス活況の中国に最先端アフターマーケット関連商材が集結 2024年12月18日 自動車アフターマーケットに特化した国際自動車産業見本市とし…