輸送中のMRTトンネル用コンクリートが落下…マレーシア

クランバレー大量高速輸送システム(KVMRT)1号線の工事現場で作業員3人が死亡する事故が起きたばかりだが、24日には輸送中のトンネル用コンクリートがトレーラーから落下する事故が起きた。ザ・スターが伝えた。

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クランバレー大量高速輸送システム(KVMRT)1号線の工事現場で作業員3人が死亡する事故が起きたばかりだが、24日には輸送中のトンネル用コンクリートがトレーラーから落下する事故が起きた。ザ・スターが伝えた。

事故は11時頃、ジャラン・チェラス沿いの高架ラウンドアバウトで発生。MRTのトンネル内壁に用いるプレキャスト・コンクリートを積んだトレーラーが急停車したところ、16個のうち12個が落下した。コンクリートは15時半頃に撤去されたが、事故の影響で3時間に及ぶ渋滞が起きた。けが人はなかった。

KVMRT1号線の工事では8月18日、セランゴール州コタ・ダマンサラの工事現場でコンクリート製の高架部分が落下。バングラディシュ人の作業員3人が下敷きとなり、全員が死亡した。事故発生当時、現場には現場監督のエンジニアがいなかったことが、初期調査で明らかになっている。

広瀬やよい

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