JX日鉱日石開発の豪州法人は、オーストラリア北西大陸棚海域WA-435-P鉱区内のフェニックス・サウス構造で、原油を発見したと発表した。
今回の発見は、試掘井フェニックス・サウス1号井で、物理検層とサンプル採取した結果、深度4160~4500mの三畳系下部ケラウドレン層で、厚さ26~46mの油層を少なくとも4層確認した。
試掘井は、現在も地層評価作業を継続しており、今後得られたデータを精査するとともに、炭化水素胚胎の規模を算定する。
また、鉱区南に隣接して保有するWA-437-P鉱区を含め、周辺には同様の構造が抽出されており、今後の探鉱作業によってさらに原油が発見できる可能性もあるとしている。