デンソーは8月20日、中国での一部自動車部品の取引に関して、独占禁止法に違反したとして、中国国家発展改革委員会から1億5056万人民元(約25億円)の制裁金が課せられたと発表した。
今回の案件は、同社を含めた複数の事業者に関して中国独占禁止法に違反した疑いがあるとして、中国国家発展改革委員会から調査を受けていたもの。
同社では、独占禁止法順守の強化策を継続的に実行し、再発防止に万全を期していくとしている。
なお、制裁金については、2015年3月期第2四半期決算において、特別損失として計上する予定で、業績への重要な影響はない見通し。