小学生3人を信号無視ではねる、トラック運転の男に禁錮刑

今年3月に広島県福山市内で小学生3人に重軽傷を追わせる事故を起こしたとして、自動車運転過失傷害の罪に問われていた67歳の男に対する判決公判が13日、広島地裁福山支部で開かれた。裁判所は被告の男に禁錮1年6か月の実刑を命じている。

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今年3月に広島県福山市内で小学生3人に重軽傷を追わせる事故を起こしたとして、自動車運転過失傷害の罪に問われていた67歳の男に対する判決公判が13日、広島地裁福山支部で開かれた。裁判所は被告の男に禁錮1年6か月の実刑を命じている。

問題の事故は2014年3月3日午後3時15分ごろに発生した。福山市草戸町付近の堤防道路(車線区別のない幅員約4mの直線区間)で、青信号に従って横断歩道を渡っていた下校途中の小学生4人に対し、赤信号を無視して進行してきたトラックが衝突。トラックは約20m先で路外に逸脱して滑落。約2m下の市道を歩いていた男児を下敷きにした。

この事故によって横断歩道上ではねられた2人が重軽傷。下敷きとなった男児は意識不明の重体となり、今も意識は回復していないという。警察は66歳(当時)の男を自動車運転過失傷害容疑で逮捕。検察は同罪で起訴していた。

13日に開かれた判決公判で、広島地裁福山支部の佐藤洋幸裁判官は「現場の信号機は、事故の約6秒前にはすでに赤信号の状態だった」と指摘した。

その上で裁判官は「被告に反省の意思は認められるが、落ち度のない児童3人が負傷し、1人は後遺障害の可能性もあり、その責任は重い」として、被告に対して禁錮1年6か月の実刑判決を言い渡している。
《石田真一》

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